肩こりの原因
 

 

●肩こりの原因・・・・・新しい考え方(ストレスによるもの)。

 肩こりが起こる原因には様々なものがあります。従来は、運動不足や悪い姿勢のために、肩の周辺の筋肉(僧帽筋が取り上げられることが多い)の血液の循環が悪くなって、結果、肩こりを起こしてしまうという考えかたが主だっていました。
  ニューヨーク大学のドクター・ジョン・サーノは、新しい理論を発表していますが、この理論は、下記に図示した通りです。今までの考え方からは、想像もつかなかった、感情の抑圧(心)によって、自律神経の働きを乱し、副交感神経が興奮し、そこからノルアドレナリンとアドレナリンが分泌され、その結果血管が収縮し、筋肉に行く血液が阻害され、筋肉が酸素欠乏状態になる。そこには発痛物質ブラジキニンが集まり、痛みを感じるようになります。
  痛みは、新しいストレスになり、また新しいサイクルができます。このサイクルが断ち切られない限り、肩こりが起こるのです。

 

 

 

●肩こりの原因・・・・・従来の考え方。

  肩こりが起こる原因には、姿勢の悪さや運動不足を考えることが多かったと思います。同じ姿勢を、何時間も続けているやはり、凝り固まってしまうことがあることは否めません。
  ここで重要なのは、同じ姿勢をとっているときの、感情が大きく症状にからんできます。楽しいことをしているとあまり肩こりを感じなくて、仕事や勉強をしていると肩こりを強く感じるのは、なぜでしょう。

 TVなどを見ている姿勢も、大いに影響します。テレビを近くでみたり、すると目が疲れたりします、目の疲れ→ 肩こり → 頭痛などに発展する人も多くいます。